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所長のミニコラム ~ Monthly column ~

12月のミニコラム

今年を振り返って 

今年もあとひと月となってしまいました。年々一年を経過するスピードが速く感じるのは、やはり歳のせいでしょう。この一年間のお客様の状況を見てみると、やはりIT関連の業種が良かったのではないでしょうか。ネット取引関連、ソフトウエア技術者関連、ホームページ製作、携帯電話コンテンツ制作関連などが業績を伸ばしています。

先週、私が会計士の2次試験に合格して初めて勤めた会計事務所である、アーサーヤング会計事務所出身のOBが集まり、同じOBで日本公認会計士協会の会長になった藤沼さんのお祝会がありました。20年振りにお世話になった先輩たちと会い、楽しいひと時をを過ごしました。しかし、一番ビックリしたのが、中央大学同期で、一年遅れでアーサーヤングに入ってきた荻原君がマザーズに上場した株式会社豆蔵の社長としてその場に居たことでした。「いったいどうしたの?」「うん、友達とソフトの会社立ち上げたら、こうなっちゃって・・・」。

人生分からないものですね。彼との付き合いは、20年前に歌舞伎町のいかがわしいところで一緒に遊んだことしか思い出せません。

2004.12.01 公認会計士・税理士 井上 修
11月のミニコラム

サーフィン

娘がサーフィンを始めたのがきっかけで、「よし俺も」とサーフィンを始めようと思いました。そのことを娘に言うと「お父さんに合うウエットスーツなんかサーフィンスクールにないよ!」とバッサリ。「それならフルオーダーでウエットスーツを作っちゃえ」と下北沢にある「ウエットスーツチコ」に行きメジャーで計測です。胸囲1メートル、ウエスト94センチ、ヒップ1メートルということでしたが、ウエストはおまけ(本当は1メートル)してくれたみたいです。

ウエットスーツができた翌日10月3日に、予約していた江ノ島の「オーシャングライド」というサーフィンスクールに1人で行きました。なかなか立てませんでしたが、やっとこさ数回立てました。「これならできる」と勝手に気分はサーファー。さっそくネットでサーフボードを発注。

10月10日、伊豆を襲った台風の翌日、娘が「波が大きいから、行こう」という誘いに乗り、伊豆の熱川に出発。台風の被害で、有料道路がほとんど通行止め。6時間くらい掛けてやっとこさ熱川。波が高く、かつ運転に疲れ一度も立てない。娘いわく「熱川のバナナワニ園のワニみたいだった」との感想。初心者であることを思い知る。

翌日の10月11日、熱川でうまくなって、優越感に浸ろうと事務所の若者2人(サーフィン初めて)を連れて江ノ島のサーフィンスクールへ。痩せた若者は1回目から立ち、少し肉のついた若者は2回目で立った。サーフィン3回目の私はダイビングでもしているかのように海に飛び込んでばかり。「やはり、体重の軽いのは有利だよな!」と捨てゼリフ。

10月17日に伊豆の今井浜へゴー。やはり台風の影響で波が荒く、数回立ったのみ。日々の練習が大事なことが分かり、自宅で立つ練習を始める。

10月24日千葉の九十九里へ。自宅での練習の成果が出て、格好悪いけれどもかなりの回数立てた。うれしさのあまり6時間くらい海に入っていたことから、この週は疲れが出て仕事への集中力が今ひとつ。

もともと海が好きだったので、こんなオフシーズンに海に入れるなんて感激しています。

目標は、ショートボードです。

2004.11.01 公認会計士・税理士 井上 修
10月のミニコラム

遠方のお客様からの問い合わせ

ホームページで「遠距離サポートも問題ありません」と歌っている事から、鹿児島、石川、長野、北海道、青森などからお問い合わせの電話がよくあります。皆さん決まっておっしゃることは「地元には先生のような指導をしてくれる会計事務所がないから」です。それと、「地元では会計事務所に払う報酬が先生のところの何倍もするんです」と言われます。確かに「年額いくら支払っていますか?」と聞くと、かなり高額な報酬が返ってきます。

バブルの時代には東京でもかなり高額な報酬がまかり通っていましたが、今は違います。高額な報酬を維持すればその分顧客が減っているのが実態でしょう。

インターネットは地方と都会の距離を縮めてくれます。東京の会計事務所であっても地方のお客様をサポートできる環境は急速に整ってきています。インターネットの高速化、航空運賃の急激な下落、地方宿泊施設の価格低下です。地方で価格カルテルまがいのことをしている会計事務所に切り込むチャンス到来といったところでしょうか。

2004.10.01 公認会計士・税理士 井上 修
9月のミニコラム

こんな夜更けにバナナかよ

もう読み終わって1ヶ月くらい経ちますが、主人公の鹿野さんのことがふと頭に浮かびます。進行性筋ジストロフィーで人工呼吸器を付けたまま自分で寝返りも打てないのに、親から離れてひとりでの生活。その生きることへの執念の凄まじさに驚愕しました。また、それを支えたボランティアの凄さ。自分が虫けらに感じました。

我々は生きててあたり前、そのあたり前の上にあぐらをかいて、ろくに努力もしないのに文句たらたらの毎日。やはり、もう少し生きている喜びを自覚して感じ取り、時間を大切にして、一瞬一瞬の生の実感を感じ取って生きていかなくてはいけないと思います。

2004.09.01 公認会計士・税理士 井上 修
8月のミニコラム

社会保険料の会社負担算

法人については、法律で社会保険への加入が強制されていますので、今頃になって「未加入法人を強制加入、差押さえも・・・」なんて物騒な記事が出ています。社会保険は健康保険と厚生年金をその内容としています。料率は健康保険が9.09%(介護保険含む)、厚生年金が13.58%で、合計22.67%の半分を労使折半です。給与から天引きされる従業員もかないませんが、半分を負担する会社も大変です。

年収400万円の従業員が20人いれば、給与総額で8,000万円、社会保険料の会社負担は約900万円です。社会保険に未加入の会社が社会保険に加入した途端に900万円経費が増え、同額のキャッシュが社外に流出することになります。

厚生年金の料率は現行の13.5%から2017年には18.35%に上がる予定になっています。健康保険についても現行の9.09%の料率が将来上がるのは間違いないでしょう。そうした場合に利幅の薄い業種で社会保険料の会社負担額を支払えるでしょうか?デフレで利益率が落ち、銀行からの借入もままならない中小企業が高額の社会保険料を負担したら、それだけで会社は立ち行かなくなってしまいます。「足りないから払え!」ではたまったものではありません。

2004.08.01 公認会計士・税理士 井上 修
7月のミニコラム

会計参与って?

突然、新聞紙上で「会計参与」という言葉が出てきました。中小企業の決算書の正確性を高めるために設置される制度で、商法の改正案で提起されたものです。中小企業の決算書の正確性を高めるということは、今現在は正確性に問題があるという認識が前提にあるものと思われます。資本金5億円以上の会社や株式公開会社といった大会社においては、公認会計士の外部監査によって決算書の正確性を担保しています。たしかにそれ以外の中小企業においては、決算書の正確性は経営者の姿勢によることが多いのが現実でしょう。「会計参与」はこのような背景から生まれた制度で、公認会計士と税理士だけがなることができます。「参与」とは、「学識・経験のある者を行政事務などにあずからせるための職」ということが辞書に書いてありますが、果たして実効性のある制度となるのでしょうか?

現行の監査役制度も機能としては同じような目的なのですが、名ばかりでほとんど機能していないのが現実です。「へたになって、訴えられたりしたんじゃ割に合わないよな」というのが本音ではないでしょうか・・・

2004.07.01 公認会計士・税理士 井上 修
6月のミニコラム

やはり、人間として・・・

3月決算5月申告もやっとこさ終わりました。3月決算の会社がやはり一番多く、法人の決算手続きとしては5月が一番大変です。この大変の最中、当事務所在籍の社会保険労務士が怒りをあらわにして社会保険事務所から戻ってきました。

事情を聞くと、新規に社会保険を適用する会社の手続きをしたところ、社会保険事務所の審査官から「実際に会社があるか見て来い」「会社の決算書も見せろ」等など、普段の新規適用手続きでは要求されたことのないような事柄を要求されました。

仕方なく会社に足を運び、再度社会保険事務所に行ったところ、その審査官は既に新規適用の手続を完了させていたということです。つまり、「実際に会社があるか見て来い」「会社の決算書も見せろ」等と言っておきながら、その結果を待たずに手続きは完了していたわけです。この忙しい時期にこのようなことを平気でやる神経、一体何様のつもりなのでしょうか?社会保険事務所に限らず、他のお役所でもこれに似たことは普通に行われています。やはり、人間としてもう少しまともになっていただかないと困ります。

議員の年金情報が漏れても平気でいる神経もこのようなことに通じているのでしょう。ジャパネットタカタのような潔さの欠片もないのですかね・・・

2004.06.01 公認会計士・税理士 井上 修
5月のミニコラム

社会保険への加入強化?

4月の新聞に「法人の社会保険への加入を強化させる」との見出しがありました。もともと法人であれば、社会保険は法律上強制加入ということになります。しかし、現実としては未加入の法人がかなりあります。当事務所の法人のお客様でも社会保険に加入していない法人のお客様がかなりいらっしゃいます。その理由は社会保険料の負担の重さです。運転資金も間々ならない状況で、社会保険料まで負担できないというのが本音でしょう。

実際にあった話ですが、お客様が法人を設立して社会保険事務所に行ったところ、次のような受け答えをされたと言います。

○お客様
「社会保険に会社で加入したいのですが?」
◇社会保険事務所
「社会保険料の負担が大変ですが、負担できますか?」
○お客様
「会社を始めたばかりですから、よく分かりませんが、たぶん負担できると思います」
◇社会保険事務所
「たぶん負担できるでは困ります。必ず払えるという状況になってから来てください!」

このように言われて、お客様は仕方なく社会保険事務所を後にしました。「払えないなら入るな」と言っておいて、いまさら「未加入はけしからん、全法人加入させろ!」はないですよね。我々の保険料で官舎に住んだり、高級車を買って乗り回されたらたまったものではありません。強制加入を徹底して、保険料を支払わなかったら強制脱退させるのでしょうか。我々の保険料をバブル期に株式で運用して、運用を失敗してとんでもない額の損失を出した責任はどうなったのでしょうか。民間の会社で同じことが起きたら、運用責任者は即刻クビです。しかし、公務員であれば「仕方ない」で済んでしまうのでしょうか。

「こんな制度に自分のお金を任せられない」という気持ちにもなりますよね・・・・

2004.05.01 公認会計士・税理士 井上 修
4月のミニコラム

15年の確定申告を終えて

毎年恒例の確定申告が終わり、会計事務所にも平和が訪れようとしています。今年の確定申告で特徴的であったのはやはり株式の売買による申告が多かったことです。平成15年度から上場株式等の売却益に対する税率が10%となり、かつ源泉徴収ありの特定口座で取引をしていない人は全員確定申告が必要となったからです。

しかし、当事務所で申告書を作成した多くの方は株式投資で生じた損失を申告したものでした。損失でも申告すると翌年以降3年間その損失を繰り越すことができ、翌年以降の株式投資の利益と相殺できるからです。昨年の前半は株式相場自体低調でしたが、後半はかなり良い相場でした。にもかかわらず、損失申告の方が多かったのは意外です。簡単には儲けさせてくれませんね。

一方、確定申告期間中に飛び込みで税務相談に来られた方で、「今年は株で1億円儲けました、期限内に確定申告すると高額所得者で名前が出るので、どうにかなりませんか?」というような方もいらっしゃいました。かなり贅沢な相談でしたが、話を聞くと全精力を傾けて株式投資をしています。もう完全に仕事にしている方です。すごいですね。

2004.04.01 公認会計士・税理士 井上 修
3月のミニコラム

運命の顔

「運命の顔」(藤井輝明著 草思社)という本を読みました。著者は海綿状血管腫という病気を顔に生まれながら持ち、様々な差別や偏見を受けながらも、それらを乗り越えて熊本大学医学部教授として活躍しています。この本を読んで著者が私と同い年で、かつ同じ中央大学卒業ということで、まず親近感が沸きました。しかし、読み進めるうち、著者が中央大学に入学した途端にキャンパスで「なんだ、あいつの顔!」と言われたり、「おい、その顔はどうしたんだ!」と呼び止められたりされ、懇親会に参加しようとしたら「おまえは遠慮してくれ」と言われたと記されてあります。そして、今現在においてもバスの中で著者の頭に唾を吐きかける中年男性がいること、子供の頃から唾を吐きかけられたのは100回を超えると書かれています。私はこのようなことが現実に起きていることが信じられません。しかし、これが現実なのでしょう。そのようなことを言ったり、したりする人がこの世の中にこんなにもいるという現実に戦慄を感じます。

著者の病気は生まれてくる子の千人に3、4人の割合でかかってしまうということです。われわれ健常者は病気にかかってしまったその3、4人の人たちのおかげで何不自由なく生活できるのです。したがって、病気になったその3,4人の人たちをわれわれはサポートする義務が当然にあると考えます。それを暴言を吐いたり、唾を吐きかけるなどとは人間のすることではありません。

弱い者を虐げる人間は最低です。人間のクズです。このような人間が世の中にいるとは、本当に情けないことです。悲しくなりますね。

2004.03.01 公認会計士・税理士 井上 修
2月のミニコラム

今年の景気は?

「今年こそ景気が良くなる」といったことが毎年言われてバブル崩壊後12年目に入りました。正月早々「こんな1月は初めてだ」と言われたのが銀座の飲食店です。「うちだけではない」と言っておられましたが、確かに飲食店の経営者から「良くない、前年比2割落ちている」といったことを良く耳にします 。

一方、昨年の中頃は苦戦していましたコンピュータソフトの開発受託業は、現在かなりの需要があるようです。毎月の試算表の数字も月を追って良くなっています 。企業の設備投資も、昔のように機械装置や建物といったハードへの投資から情報通信等にかかるソフトウエアへの投資へと比重が移りつつあります 。ですから、ソフトの開発が活発になってきているということは、企業の設備投資が活発になってきている兆候であるということができます 。

政府の支出による景気回復は期待薄ですから、このような民間の設備投資増→従業員の所得増→個人消費の支出増によってケインズの言う有効需要の創出がされれば、「今年からチョッとは景気が良くなる」と言えるのではないでしょうか?

2004.02.01 公認会計士・税理士 井上 修
1月のミニコラム

青色申告特別控除が増額されます

平成16年度の税制改正で、個人の所得税の申告における青色申告特別控除の額が平成17年より現行の55万円から65万円に引き上げられます。適用要件として正規の簿記の原則に従った会計帳簿の作成が必要です。簡易な簿記の方法による45万円の青色申告特別控除については平成16年限りで廃止となります。

帳簿をキチンとつけるだけで65万円も所得から引いてくれるのです。やらない手はありません。そこでお薦めするのが、私、井上修が書いた「個人事業・自由業者のかんたん経理・ラクラク申告」という本です。家計簿感覚で複式簿記により決算書・確定申告書がかんたん、ラクラク作成でき、正規の簿記の原則に従った帳簿として青色申告特別控除が受けられます。

定価1,500+税の本で、何倍もの節税ができるわけです。将来的には、そのままパソコン会計に移行もできる帳簿体系となっています。ぜひお買い求めの上、ご活用ください。

2004.01.01 公認会計士・税理士 井上 修