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週刊税務調査日記

対立した調査 (12)

第100号 2004/3/1

納税者が「これは生活用に使った支払いであろう」とピックアップした資料ができましたので、税務署に連絡します。

●税務署

「はい、○○です」

■会計事務所

「納税者がピックアップしたご依頼の一覧表ができましたので、FAXいたします」

●税務署

「分かりました。お送りください。」

一覧表を税務署にFAXします。

内容を確認したのでしょう、15分くらいしたら税務署から連絡が入りました。

■会計事務所

「内容を確認していただきましたか?」

●税務署

「ん~」

「もっと本当はあるんじゃないですか、生活用に使ったものが?」

■会計事務所

「いいえ、納税者はこれしかないということでピックアップしたものですが・・」

●税務署

「4月5日の熱海への旅行、7月23日の飲食は日曜日の昼間の領収書ですけど、これは家族で食事したものではないのですか?」

■会計事務所

「それって調査官があらかじめピックアップされていたんですか?」

●税務署

「ええ」

なんてことをする調査官でしょう。

自分ですでに調べたことを会計事務所に知らさないで、同じ作業を会計事務所と納税者にやらせるのでしょうか。

その上、その結果をみて「他にまだあるはずだ」とは・・・

会計事務所と納税者が調査官にもてあそばれた形です。

これはないです。

こちらも我慢の限界がきました。

■会計事務所事務所

「ええ ではないでしょう」

「すでにそちらでピックアップしているのなら、なぜはじめにそれを提示しないのですか?」

「こんなやり方をしてあなたは何を考えているのですか」

「ふざけるのもいい加減にしてください」

「私は、もう知りません。勝手にやってください。」

と言って、電話を切りました。

すぐ後にその調査官から再度電話がありましたが、もう電話には出ません。

納税者にも、いきさつを話しました。

納税者もご立腹です。

      To be continued 

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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