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週刊なるほど!消費税

消費税の還付
アパートの建築で還付(2)

第310号 2009/7/27

☆【生徒】

前回は課税売上割合の説明でした。

★【先生】

課税売上割合が95%以上であると、「支払った消費税」は、それが非課

税売上に係るものでも、課税売上に係るものでも、全額「預った消費税」

から引くことができます。

☆【生徒】

はい、そうでした。

★【先生】

一方、課税売上割合が95%未満であると、「預った消費税」から引ける

「支払った消費税」は、基本的に課税売上高に係るものだけになります。

☆【生徒】

はい、そのとおりです。

★【先生】

アパートの建築代金として「支払った消費税」は、非課税売上である住

宅家賃を得るために直接支払ったものです。

したがって、課税売上割合が95%未満の場合には、「預った消費税」か

ら差し引くことができない「支払った消費税」となります。

☆【生徒】

消費税が還付されるのは、「預った消費税」から差し引く「支払った消費税」

の方が多い場合ですから、これではアパート建築代金として支払った消費

税は還付されないですね?

★【先生】

そのとおりです。

ましてやサラリーマンがアパートを建築した場合には、非課税売上である家

賃収入だけが売上として計上されるわけですので、課税売上割合は95%

未満に通常はなります。

☆【生徒】

なるほど。

これでは消費税還付の見込みはないですね?

★【先生】

基本的にはそのとおりですが、消費税の仕組みを利用するとアパートの建

築でも消費税が還付される可能性があります。

☆【生徒】

どのようにするのですか?

★【先生】

アパートの竣工引渡しの課税期間で、課税売上割合を95%以上にするの

です。

☆【生徒】

どのようにするのですか?

★【先生】

「次回に説明します」

つづく

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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