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週刊税務調査日記

外注費と税務調査 (2)

第295号 2008/3/3

外注費は売上との関係を常に見られます。

●税務署

「この外注費はどのような内容の外注ですか?」

▲納税者

「これは、相手先が私の会社と同業の映像制作会社です」

●税務署

「同業の会社に何を外注したのですか?」

▲納税者

「ほぼ受注した仕事をまる投げですね」

「その仕事が来たときは、もう忙しくて自分のところではやれないので、同業の会社にすべて任せたのです」

●税務署

「なるほど」

「で、この仕事を納品されたのはいつですか?」

▲納税者

「なかなかクライアントからOKが出なくて、納品は今期に入ってからですね」

●税務署

「ということは、前期に外注費が計上されて、それに対応する売上は今期に計上されているということですね?」

▲納税者

「・・・」

「ちょっとまずそうですね・・・」

●税務署

「そうですね」

「前期の決算では、制作会社へ支払った金額を外注費で経費にするのではなく、仕掛品として資産計上して、翌期の売上に対応させる必要がありましたね」

▲納税者

「は~ そのとおりです・・・・」

税務署が100%見るチェックポイントですので、注意してください。

つづく

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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