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週刊税務調査日記

パブスナックの調査 (1)

第282号 2007/11/20

仕事で郊外のお客様の会社で打ち合わせをしていると、携帯電話が鳴りました。

■会計事務所

「所長、スナック○○さんの社長さんから電話がありまして、税務署の人が突然自宅に来たということです」

飲食店には予告なしで調査官が来ることがありますが、このパターンです。

しかし、突然来られてもこちらは対応できません。

さっそく納税者に連絡を取ってみます。

▲納税者

「あぁ 先生ですか?」

「なんか税務署の人が突然自宅に・・・

■会計事務所

「飲食業ですとよくあることなのですが、困りますね」

「今はどういう状況ですか?」

▲納税者

「昨日と一昨日の売上代金が自宅の金庫にありましたので、それを見せてくれと言っています」

■会計事務所

「突然来たのだし、あくまでも任意調査ですから、見せたくなければ見せなくても構いませんよ」

▲納税者

「いや、別にごまかしているわけではないですから、いいです」

■会計事務所

「分かりました」

「調査官に代わってもらえますか?」

●税務署

「○○税務署の税野です」

「今回は突然お邪魔しましたが、現金商売ということでご理解ください」

■会計事務所

「今日は立ち会うことができませんのでお引取りください」

「また、後日きちんとした形で調査を受けますから」

●税務署

「分かりました」

「後日で結構ですけれども、お店のレジ周りを実際に行って確認したいのですが」

「できたら来週あたりで・・・」

■会計事務所

「それは構いませんよ」

「私も立ち会いますから」

●税務署

「では、来週の火曜日でいかがですか?」

「社長さんは、15時くらいなら都合がよいと言っています」

■会計事務所

「分かりました」

「では、今日のところはお引き取りください」

●税務署

「そうします」

つづく

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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