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週刊税務調査日記

新潟県での調査 (4)

第281号 2007/11/12

調査官から「何か出してもらえば、すぐ帰りますよ」、と言われてしまいました。

しかし、出すものは何もありません。

よく税務調査には「おみやげ」が必要、ということを耳にします。

「おみやげ」とは、あらかじめ問題点を作っておいて、それを調査官に見つけてもらって、調査を首尾よく終わらせるということです。

しかし、そんなことをする必要があるのでしょうか?

税務調査で、何も指摘されることがないように指導するのが、我々の役目であって、敢えて問題点を作っておくなどということはナンセンスです。

私どもの事務所では、一切そのようなことはしません。

ですから、次のようなやり取りになりました。

■会計事務所

「出すものは、何もないです」

「税務調査で、何も指摘されないような指導をするのが、私たちの仕事ですから・・・」

●税務署

「まあ、確かにそうですよね」

■会計事務所

「・・・」

●税務署

「さて、調査の続きをしましょうか・・・」

■会計事務所

「お願いします」

その後、税務調査は夕方の17時過ぎまで続き、売上の期ずれを指摘されて終了しました。

納税者にその説明をして、旅館を後にしたのは18時です。

自宅に着いたのは、23時頃でした。

疲れました。

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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