週刊税務調査日記

愚痴っぽい調査官 （2）

今回の調査官はよくしゃべります。

●税務署

「いや～うちの部門の若いやつらときたら、付き合いが悪いんですよ～」

▲納税者

「どのように悪いんですか？」

●税務署

「昔は、上司が飲みに行くぞ～と言えば、部下は皆行ったものですよ」

「しかし、今の若い者は違います」

「飲みに行くぞ～と言っても、今日は用事がありますからとか言っちゃって、行きゃしないですよ」

▲納税者

「そうなんですか」

●税務署

「たまに飲みに行ったら行ったで、何もしゃべらないんだよね」

▲納税者

「は～」

●税務署

「話題を振るとか、場を盛り上げるとかがないんだよな～今の若いのは！」

▲納税者

「・・・・」

●税務署

「それと税務署も経費節減で大変なんですよ」

▲納税者

「そうなんですか」

「どんなことをやっているのですか？」

●税務署

「昼休みなんて部屋が真っ暗ですよ」

▲納税者

「真っ暗って、電気を消しているということですか？」

●税務署

「そうなんですよ」

「納税者が来る総務なんかは電気を消しませんけれど、他の部門は経費節減のために電気を消しています」

▲納税者

「昼休みに仕事なんてできないですね？」

●税務署

「そうなんです」

「まったく何を考えているのか分からないですよ！」

「それと、夏場はクールビズとかいってノーネクタイはいいんですが、クーラーの温度も高く設定しているから、暑くて大変ですよ」

「もう汗を拭き拭き仕事をしています」

「電気代の節約もいいんですが、それ以上に仕事の効率が悪くなるような感じです」

「まったく、上の人の考えることは分かりませんよ・・・・」

To be continued

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