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週刊税務調査日記

担当者が怒った調査(2)

第146号 2005/2/7

税務調査の立会いで、所長がいなくなった途端に調査官の態度が横柄になりました。

●税務署

「ん~ じゃまず 会社が出している請求書の控えを見せてもらえるかな」

▲納税者

「請求書の控えですか?」

●税務署

「そう あなた方がお客さんに出している請求書の控えのこと」

▲納税者

「はい」 と言って請求書の綴りを調査官に渡しました。

それを受け取った調査官は、パラパラと綴りをめくって付箋を付けていきます。

そして、付箋のついた請求書の控えと総勘定元帳とを照らし合わせています。

売上計上の妥当性のチェックです。

●税務署

「これおかしいんじゃない?」

▲納税者

「はぁ・・・」

「おかしいって、どこがですか?」

●税務署

「どこがですか?じゃないでしょ」

「請求書の金額と元帳の金額が違うじゃない」

なんかすごい言い方です。

納税者はもうびくびくしちゃってます。

▲納税者

「えっ 金額が違いますか・・・」

「あぁ、これは後で赤伝が入っています」

●税務署

「赤伝?」

▲納税者

「ええ、値引き伝票のことです」

「その請求書の控えの何枚か後に値引き伝票があると思うんですけれど・・・・」

●税務署

「値引き伝票?」

「あぁ これかぁ!」

「これを一緒にして入力しているから金額が違うのか・・・」

「ダメだよ こんな記帳の仕方をしたら!」

「あんたがたは分かるかもしれないけれど、第3者が見ても分からないじゃない」

「誰が見ても分かる経理処理をしなくちゃだめでしょ!」

▲納税者

「はぁ すみません・・・・」

●税務署

「こんな帳簿の付け方をしていたら、青色申告取り消すよ!」

「ダメだよ ちゃんとした経理をしなくちゃ!」

と、こんな調子で調査官が息巻いているのです。

困ったものです・・・

To be continued 

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
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