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週刊節税教室

現金主義の特例

所得税
第287号 2007/7/16

☆質問

「インターネットを使って個人事業をやっています」

「片手間でやっていますので、あまり儲かりません」

「会計処理をしているのですが、売掛金とか買掛金とかよく分かりま

せん」

「もっと簡単な会計処理をしたいのですが、良い方法はないですか?」

★回答

「会計処理の方法は大きく2つに分かれます」

「それは発生主義会計と現金主義会計です」

☆質問

「発生主義と現金主義?」

「具体的に教えてください」

★回答

「発生主義会計とは、先ほどあった売掛金や買掛金を使う会計処理の

方法を言います」

「つまり、商品を出荷したり、サービスを提供した時点で売上を計上する

とともに、その代金の請求権である売掛金を計上する会計処理です」

「仕入や、経費についても同様に、代金の支払義務が確定した時点で

計上するのが発生主義会計です」

☆質問

「なるほど、お金をもらえる権利や、代金を支払わなければならない義

務が発生した時に、売上や仕入を計上するのが発生主義会計というこ

とですね?」

★回答

「そのとおりです」

☆質問

「では、現金主義会計というのはどのようなものなのですか?」

★回答

「売上代金が入金した時点で売上を計上し、仕入代金や経費の支払を

した時点で仕入や経費を計上する会計処理方法です」

☆質問

「すべて、お金の入金または出金した時点で会計処理をする方法を現

金主義会計というのですね?」

★回答

「そのとおりです」

☆質問

「現金主義会計は売掛金とか買掛金を使わないから楽ですね」

「できたら現金主義会計で経理処理をしたいのですが、できますか?」

★回答

「一定の要件に該当するとできます」

☆質問

「どのような要件ですか?」

★回答

「前々年の不動産所得の金額と事業所得の金額の合計額が300万円

以下である事業者で、その年の3月15日までに届出書を提出した場合

に適用を受けられます」

☆質問

「わかりました」

「検討してみます」

私の書いた「会社の節税100のルール」で、この事例も解説しています。

ぜひお買い求めください。

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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