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週刊節税教室

住宅ローンの組み方

所得税
第148号 2004/8/30

☆質問

『夫婦で家を買うために住宅ローンを組もうと思うのですが、税金上

何か注意することはありますか?』

★回答

夫婦で家を買うということは、お買いになる不動産を夫と妻の2人で

所有するということです。

ひとつの不動産を2人で所有するには、各人がどのくらいの割合を

所有するのか、つまり購入する不動産の夫婦それぞれの所有割合

を決める必要があります。

☆質問

『妻が40%で夫が60%というようにですね?』

★回答

そのとおりです。

☆質問

『この所有割合はどのようにして決めるのですか?』

★回答

不動産を購入する資金の拠出割合によります。

☆質問

『5千万円の不動産を妻が2千万円、夫が3千万円の資金で購入した

とすると、この不動産の所有割合は妻が40%で夫が60%になるという

ことですね?』

★回答

そのとおりです。

夫婦でローンを組んで不動産を購入する場合は、夫と妻の「自己資金

+ローン金額」の比が所有割合になります。

☆質問

『なるほど、よく分かりました』

『その所有割合で不動産を登記すればよいわけですね?』

★回答

そのとおりです。

お金を出した割合と、登記した所有割合が異なると、夫婦間の贈与の

問題が発生しますので、注意しなくてはなりません。

☆質問

『他に注意することはありますか?』

★回答

夫婦で住宅ローンを組む場合、連帯保証で組むと住宅ローン控除を受

けることができませんので注意が必要です。

連帯保証は、夫が借り入れたローンに対して妻が連帯保証するという

関係になり、借入をしている者は夫だけという形になって、住宅ローン

控除は夫だけしか受けられません。

一方、連帯債務という形であれば、夫婦とも住宅ローン控除を受けるこ

とができます。

連帯債務は、夫と妻が各々住宅ローンを借り入れているとみなされるか

らです。

☆質問

『夫婦で住宅ローンを借りる場合は、このことに十分注意しなければな

りませんね?』

★回答

そのとおりです。

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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