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週刊税務調査日記

我慢できなかった調査 (4)

第270号 2007/8/27

◆会計事務所(担当者)

「所長、参りました」

「質問をしても、資料を要求しても、きちっとした形での回答がもらえません」

■会計事務所(所長)

「もう、まとめないと申告期限に間に合わないぞ」

◆会計事務所(担当者)

「そうなんですが、内容がいまいち・・・・」

■会計事務所(所長)

「納税者の方は、どのような意向なのかな?」

◆会計事務所(担当者)

「内容に関しては問題がないから、今のデータの内容で申告してもらいたいと言っています」

■会計事務所(所長)

「税理士のサインも必要なのかな?」

◆会計事務所(担当者)

「それは必ずしてもらいたいと言っています」

■会計事務所(所長)

「そのために飛び込みで来たようなもんだね」

「分かった、そしたらもうその内容でまとめて、納税者には決算書の内容について不明な点には責任を持てない旨説明しよう」

◆会計事務所(担当者)

「わかりました」

「では、今の状態で申告書を作成して申告します」

まったく参りました。

こんな形で申告したくないのですが、もう仕方ありません。

納税者には、決算書の内容に関する説明及び資料不足から、当事務所ではその内容に関してすべて検証できなかったことを説明しました。

これでは、税務調査が入っても自信がありません。

調査が入らないことを願うばかりです。

ところが申告して5ヵ月後、所轄の税務署から調査の連絡が入ったのです。

納税者に連絡します。

◆会計事務所(担当者)

「税務署から調査の連絡が入りました」

▲納税者

「ええ・・・・」

「本当ですか?大変だ~」

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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