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週刊税務調査日記

退職金でもめた調査 (5)

第261号 2007/6/18

臨場調査が終わって、2週間くらいしてから調査官から連絡がありました。

●税務署

「退職金の件で納税者を交えてもう一度お願いしたいのですが?」

■会計事務所

「ああ そうですか」

「納税者の会社で、ということですね?」

●税務署

「そうです」

「話だけ伺いたいのですけれど・・・」

■会計事務所

「わかりました」

「納税者と連絡を取ってみます」

さっそく納税者に電話してみます。

■会計事務所

「税務署がもう一度そちらに行って話を聞きたいと言っています」

▲納税者

「え~そうなんですか・・・」

「やはり退職金の件ですかね?」

■会計事務所

「そうですね」

「当然問題にしてきますよ」

▲納税者

「は~ 仕方ないですね・・・」

「わかりました」

「では、来週の月曜日でお願いします」

月曜日になりました。納税者の会社に行って調査官を待ちます。

調査官が入ってきました。

●税務署

「さっそくですが、この前頂いた退職金規程とは別に、退職金規程はありませんでしたか?」

▲納税者

「ええ、ないと思います」

●税務署

「ないと思います?」

「あるのですか?」

「ないのですか?」

かなり強い語調で言い放ちました。

▲納税者

「私の記憶ではありません」

●税務署

「ほ~そうですか」

「では、これは何ですかね~?」

そう言って、調査官が書類を納税者に手渡しました。

▲納税者

「退職金規程・・・」

■会計事務所

「会社のですか?」

▲納税者

「はい」

●税務署

「既に税務署に別の退職金規程が届けられていたのですが?」

この前、税務署に渡した退職金規程とは別のものが、過去に税務署に届けられていたということです。

何か、さらに揉めそうです・・・

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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