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週刊税務調査日記

年を越した税務調査 (1)

第244号 2007/2/5

今週は、法人の調査が3件入っています。

1月は、償却資産税の申告、法定調書合計表の申告、給与支払報告書の提出と、会計事務所の繁忙期であるため、税務署も遠慮して税務調査は入りません(入れさせません?)。

そして2月の16日からは、所得税の確定申告ですから、この期間も調査は遠慮してもらっています。

したがって、今週ぐらいしか調査を受けられる期間がないため、固まって調査が入ることになるのです。

昨年において受けた税務調査は、ほとんどが昨年内に終結しています。

しかし、1件だけ年を越した調査があります。

昨年の9月頃税務署から連絡がありました。

●税務署

「××税務署の税野と申しますが、今回は△△さんの税務調査の件でご連絡差し上げました」

■会計事務所

「△△さんの税務調査ですか?」

「マンションを1棟持っているだけですよ?」

●税務署

「ええ、承知しています」

■会計事務所

「わざわざ調査するような規模ではないと思いますが?」

●税務署

「ええ、調査というより、ちょっと確認したいことがございまして、お邪魔したいのですが・・・」

■会計事務所

マンションは管理会社がすべて管理していて、きわめてシンプルな事業形態ですので、調査に入るというのは意外でした。

「分かりました」

「納税者に確認を取って、またご連絡差し上げます」

さっそく納税者に電話してみます。

「△△さんですか?」

▲納税者

「ああ 先生ですか」

■会計事務所

「税務署から調査の連絡が入りました」

▲納税者

「私個人の税務調査ですか?」

■会計事務所

「そうです」

▲納税者

「何で・・・ですかね?」

■会計事務所

「何か確認したいことがあると言っていました」

▲納税者

「ふ~ん 仕方ないですね」

公認会計士・税理士・行政書士
井上 修
◆発行 アトラス総合事務所

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