【先生】
今日は12月25日。クリスマスです。今年もいよいよあと一週間と
なりました。
【生徒】
来週の今頃は「あけましておめでとう」ですもんね。
【先生】
売れ残りのケーキを食べたと思ったら、すぐお餅やおせちを食べ
ることになるわけです。
【生徒】
冬に太るっていうのがわかった気がする・・・
【先生】
太るのは「寝正月」ということもあるでしょうね。
さて、総額表示のお話です。
今回は値引きの表示についてみていきましょう。
【生徒】
値引き・・・庶民にはとっても甘美な響き・・・
【先生】
『○割引』や『○○○円引き』などの値引き表示がありますが、
基本的にそれらは価格を表示しているわけではないので、総額
表示の対象にはなりません。
「小売価格 21,000円 さらに2割引」
といった表示があれば、21,000円は総額表示の対象となります
が、2割引は対象とはなりません。
【生徒】
「5,000円引き」っていうのも総額表示の対象ではないってこと
ですね。
【先生】
そうです。但し、
「小売価格21,000円 さらに5,000円引き」
ですと、税込金額から5,000円引きなのか税抜金額から5,000円
引きなのかよくわかりません。
そのため値引き後の金額もあわせて表示する場合も多いです
が、値引き後の金額は総額表示の対象となります。
「小売価格21,000円 さらに5,000円引き 値引後16,000円」
あるいは
「小売価格21,000円 さらに5,000円引き 値引後15,750円」
といった具合です。
前者は税込5,000円引き、後者は税抜で5,000円引きということに
なりますね。
【生徒】
値引き後の金額がきちんと総額で表示されていればOKって
ことですね。
【先生】
さて、年内の発行は今回で最後となります。今年も1年御購読
頂きありがとうございました。
【生徒】
ありがとうございました!
【先生】
来週1月1日の発行はお休みとさせていただきます。
【生徒】
さすがに正月は休みたいよね・・・
【先生】
それでは皆さんよいお年を!
【生徒】
よいお年を!
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