【先生】
今日から始まりました週刊 なるほど!消費税。最初は消費税の基本的な仕組みをお話していきます。
第1回目の今日は消費税の大前提のお話です。
【生徒】
消費税は間接税なんですね。題名に書いてありますもん。
【先生】
・・・先に言わないように。
【生徒】
間接税ってどういう税なんですか?
【先生】
簡単に言うと、税金を払う人と納める人が違う税金のことです。
消費税を考えてみましょう。消費税を払うのは物やサービスを消費する人です。皆さんコンビニで買い物をしたとき消費税払いますよね?
【生徒】
はい。払ってます。そのせいで小銭が増えて増えて・・・
【先生】
消費税も税金だから本来は税務署に払います。でも皆さんが払っている相手は税務署員ではなくてコンビニのお兄さんです。
つまり皆さんが払った消費税は、皆さんの代わりにコンビニがまとめて税務署に納めてくれることになります。
【生徒】
それで税金を払う人と納める人が違うということなんですね。
【先生】
その通りです。
ここで気を付けないといけないのがコンビニのお兄さん。もらった消費税はあくまで税金。後で納めないといけないものです。売上のお金と混同して使ってしまうと、いざ納めるときにお金がない!なんてことになりかねません。
日頃からきちんと納税資金を意識していないといけないんですね。
【生徒】
でも普通コンビニのお兄さんってアルバイトだから関係ないような気が・・・
【先生】
・・・アルバイトのように見えて実はやり手の青年実業家。
ということにしておきなさい。
次回は《消費税の納税の仕組み》
会社が赤字でも消費税を納めないといけない?というお話です。
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