税務調査を2日間ドタキャンした挙句、また後日調査をしたいと税務署は言っています。
通常のビジネスでは考えられない対応です。
統括官に電話をしてみます。
■会計事務所
「もしもし、○○会社の顧問をしている税理士ですが」
●税務署
「あ~ すみません」
「担当が風邪をひいちゃって・・・」
■会計事務所
「風邪をひいちゃって、ではないでしょう?」
「納税者は2日も予定を空けていたのに棒に振って」
「我々も、会社に2日とも向かっている途中だったんですよ?」
「それを当日になってキャンセルするんですから、信じられないですよ」
●税務署
「担当者が体調を崩したのですから仕方のないことですよ」
「何も理由がなくてキャンセルしたわけではないのですから!」
■会計事務所
「代わりの人が来るとかできないのですか?」
「一般の会社ではそうするのではないですか?」
●税務署
「みんな出払ってしまって誰もいません」
■会計事務所
「あなたがいるではないですか?」
「どうして駆けつけてこないのですか?」
●税務署
「私は午前中から来客があったもんですから・・・」
■会計事務所
「そんなこと知りませんよ、あなたの都合なんて」
「調査当日にドタキャンなんて、それも2日続けてなんて常識外です」
●税務署
「・・・」
■会計事務所
「別の日に調査すると言われたみたいですが本当ですか?」
●税務署
「ええ」
■会計事務所
「そんなことさせませんよ、何を言っているのですか!」
●税務署
「ダメですか?」
■会計事務所
「拒否します!」
おわり
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