税務署からグラフィックデザインをメインとした会社の税務調査の連絡がありました。
9月初旬の調査となります。
8月から11月は税務調査の最盛期となります。
●税務署
「○○税務署の税野です」
■会計事務所
「よろしくお願いいたします」
調査官は、まだ20歳台で若い方でした。
急いで来たらしく、汗が頬から顎に伝わり、滴として机の上に落ちています。
「暑いですか?」
●税務署
「そうですね。少し。」
▲納税者
「すみません。エアコンの効きが悪くて」
●税務署
「それでは、会社の概況からお教え下さい」
午前中は会社と代表者の経歴等を聞いて終わりました。
午後は、帳簿を見ての調査です。
特に指摘事項もなく1日目も終わり、2日目です。
●税務署
「こちらの事務所は賃貸ですよね?」
▲納税者
「ええ そうですよ」
●税務署
「社長さん自身に家賃が支払われていますが、ご自宅を事務所として使用しているということですか?」
▲納税者
「そのとおりです」
●税務署
「ご自宅の家賃はおいくらですか?」
▲納税者
「月額50万円です」
●税務署
「会社は社長に月額20万円の家賃を支払われています」
「事務所としてご自宅の40%を使っているということですよね?」
▲納税者
「そうです」
●税務署
「本当にそんなに使っているのですか?」
▲納税者
「はい」
●税務署
「チョッと多すぎではないですかね?」
つづく
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