こちらから何も連絡しないと、痺れをきらして税務署から連絡がありました。
●税務署
「この前の件なのですけれど、いかがですか?」
■会計事務所(三島)
「一方的に修正申告をしろと言われても、こちらとしても対応のしようがないのですが・・・」
●税務署
「対応のしようがない?」
「だって、どうみても5棟10部屋の形式基準は満たしてないし、管理状況などからして事業的規模の要件は満たしていませんよ」
■会計事務所(三島)
「実際に見なくてもそんなことが分かるんですか?」
●税務署
「同様なケースで裁決事例も出ていますし」
「修正していただかないと困ります」
■会計事務所(三島)
「そう言われても困ります・・・」
●税務署
「は~」
「分かりました」
「それじゃ調査に伺うしかないですね」
「3年間調査して、その結果で3年間分の修正申告をしてもらうことになります」
■会計事務所(三島)
「調査ですか・・・」
●税務署
「そうです」
「昨年の修正申告をしなければ、そうするしかないですから」
「調査の日程は、また後日ご連絡いたします」 と言って調査官は電話を切ってしまいました。
■会計事務所(三島)
「所長、税務署の人が調査すると言っています」
■会計事務所(所長)
「ほ~ ずいぶん強引だね」
■会計事務所(三島)
「調査の日程は、また後日連絡すると言っていました」
■会計事務所(所長)
「また、我々にプレッシャーを与えているんだろうな」
■会計事務所(三島)
「何か、私たちをなめてますよね?」
■会計事務所(所長)
「そうだな」
「今度電話があったら、反撃開始といこうか?」
■会計事務所(三島)
「そうですね」
「このままという訳にはいきませんよね」
三島が狡猾な笑みを浮かべながら言い放ちました。
To be continued
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