歯医者さんへの償却資産税調査の日です。
男性の調査官です。
●都税事務所
「本日は、お忙しいところ申し訳ございません」
▲納税者
「いいえ、大丈夫です」
●都税事務所
「まず、所得税確定申告書の減価償却の計算の明細書をいただけますか?」
▲納税者
「コピーすればよいのですか?」
●都税事務所
「はい、お願いいたします」
▲納税者
「どうぞ」
●都税事務所
「チョッと設備を見させてください」
と言って、診察室内部に入って行き、設備を確認しています。
「この診察機械はリースですか、買取ですか?」
▲納税者
「リースです」
「設備はほとんどリースです」
●都税事務所
「ほとんどと言いますと、買取もあると言うことですね?」
▲納税者
「多少は・・・」
●都税事務所
「この内装は、医院を開業した時からのものですか?」
▲納税者
「はい、そうです」
●都税事務所
「これはリースではないですよね?」
「確定申告の減価償却の明細書にもありますし」
▲納税者
「内装費用は、分割払いのローンを組みましたから」
■会計事務所
「ということは、買取ということですね・・・」
▲納税者
「ええ・・・」
●都税事務所
「この内装費は、償却資産税の対象になりますね」
■会計事務所
「そうですね」
「仕方ありませんね」
●都税事務所
「5年間遡って課税いたします」
▲納税者
「5年間ですか・・・いくらくらいになるのですか?」
●都税事務所
「ん~即答はできませんが、数十万円にはなると思います」
▲納税者
「は~」
To be continued
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