☆質問
「地震に対する意識が最近高まっています」
「我が家もかなり老朽化しているため、万が一の地震に耐えうるような
耐震改修工事をしようかと計画しています」
★回答
「地震で家が潰れてしまったら大変ですからね」
☆質問
「かなりの工事費がかかるのですが、何か税金が安くなる制度はあり
ませんか?」
★回答
「所得税が安くなる制度と、固定資産税が安くなる制度があります」
☆質問
「は~そうなんですか」
「詳しく教えてください」
★回答
「所得税が安くなる制度は、既存住宅の耐震改修をした場合の所得
税額の特別控除というものです」
「地方公共団体が作成した計画区域内で、昭和56年5月31日以前に
建てられた建物にした耐震改修工事で、地方公共団体が発行する住
宅耐震改修証明書が発行される工事が対象です」
☆質問
「どのくらい所得税が安くなるのですか?」
★回答
「耐震改修に要した費用の10%相当額で、最高20万円の税金が安く
なります」
☆質問
「よく分かりました」
「では次に、固定資産税が安くなる制度について教えてください」
★回答
「住宅耐震改修に伴う固定資産税の減税制度というものです」
「昭和57年1月1日以前に建てられた住宅で、耐震改修に要した費用
が1戸当たり30万円以上の場合です」
☆質問
「どのくらい建物の固定資産税が安くなるのですか?」
★回答
「耐震改修工事完了日により最大3年間、1戸当たり120平米の床面
積相当分までの固定資産税の50%が減額されます」
「耐震改修後3ヵ月以内に各地方自治体に申告する必要があります」
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