☆質問
「私は会社を経営していますが、もう会社の経営状況が厳しくて、こ
のままでは、会社を閉めるしかないと考えています」
★回答
「それは大変なことですね」
☆質問
「従業員の給料も未払いになっていますし・・・」
★回答
「そうなんですか・・・」
☆質問
「退職金も払えません」
「せめて未払いの給料だけは支払いたいのですが、これも無理なよ
うな感じです」
★回答
「厳しい状況ですね・・・」
☆質問
「給料は未払いでも所得税が課税されると聞いたのですが、やはり
そうなのですか?」
★回答
「原則はそうなのですが、例外があります」
☆質問
「例外はどのような場合ですか?」
★回答
「会社が債務超過の状態で、その状態が相当期間継続していて、給
与の支払がもうできないと認めらる場合です」
☆質問
「債務超過の状態が相当期間継続しているとは、どのくらいの期間
ですか?」
★回答
「通常3年~5年と言われています」
☆質問
「それなら私の会社は要件に該当しますね」
★回答
「そうですか」
「給料が未払いで、税金までかかってきたらたまりませんものね」
☆質問
「余計な税金を払わない」
「これも節税と同じですね」
私の書いた「会社の節税100のルール」は、早くも7月19日付けで増
刷されました。
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