☆質問
「情報セキュリティーに対する投資に対して、新しい税金の制度ができたと
聞いたのですが、どのような制度ですか?」
★回答
「情報基盤強化税制といわれるものです」
☆質問
「税金が安くなる制度ですか?」
★回答
「そうです」
「投資額の50%を投資年度に減価償却費として損金に計上できる特別償却
という制度と、投資額の10%だけ税金を安くする税額控除という制度があり
ます(当期の法人税額の20%が限度です)」
☆質問
「どのようなものに対する投資がこの制度の対象になるのですか?」
★回答
「対象設備は以下のとおりです(ISO/IEC15408の認証されたもの)」
・サーバー用OS及びOSが書き込まれたサーバー用の電子計算機
・データベース管理ソフトウエア
・ファイアウォ-ルソフトウエア
☆質問
「投資金額はいくら以上必要ですか?」
★回答
「個人事業の場合は合計額が年間300万円以上ですが、法人の場合は資本
金額により異なります」
・資本金10億円超: 年間投資額1億円以上
・資本金1億~10億円: 年間投資額3千万円以上
・資本金1億円以下: 年間投資額3百万円以上
☆質問
「リースの場合はどうですか?」
★回答
「資本金1億円以下の法人に対してリース費用総額が420万円以上の場合に
適用されます」
☆質問
「リースの場合もリース費用総額の10%の税額控除ができるのですか?」
★回答
「いいえ、リース費用総額の60%相当額に対して10%の税額控除となります」
☆質問
「その他に注意点はありますか?」
★回答
「対象資産は新品でなければなりません」
「つまり、中古品は対象外となります」
☆質問
「なるほど、よくわかりました」
当事務所が出版しました。
「退職前後の手続・届出がわかる本」
7月19日発売!!すばる舎 1,575円
なお、アトラス総合事務所のホームページで、役員報酬の改正について
解説していますので、ご覧になってください。
無断転用・転載を禁止します。
本メールマガジンに掲載されている著作物に対する以下の行為は、著作権法上禁止されており、著作権侵害になります。