【先生】
2012年のオリンピックがロンドンで開かれることに決定しました。
【生徒】
某国の大統領がさんざんに言ってましたよね。料理がまずいとか・・・
【先生】
フィンランドの次にって言ったようです。フィンランド料理は食べたこと無い
ですが、どんなものなのでしょうか。
【生徒】
フィンランドの立場がないよなぁ・・・イギリスは行って食べたことあるだけに
ちょっとうなずいてしまうところが・・・
【先生】
納豆、豆腐、海苔、味噌汁・・・やはり和食が一番です。
さて今回は課税売上割合の計算について詳しく見ていきます。
課税売上割合の計算式は覚えていますか?
【生徒】
課税売上高÷(課税売上高+非課税売上高)です。
【先生】
そうですね。
では課税売上高から見ていきましょう。まず取引の区分は覚えていますか?
【生徒】
区分って言うと不課税とか課税とかですか?
【先生】
そうです。取引全体からまず課税の対象外である不課税取引を除き、そこから
限定列挙されている非課税取引を除き、さらに輸出等の免税取引を除いた残り
が課税取引となります。
ここで免税取引は税率0%の課税取引ですので、売上高は課税売上高となり
ます。ですから課税売上割合の計算の際課税売上高には免税売上高も含まれ
ることになります。
【生徒】
なるほど。そしたら
課税売上2,100万円(税込)、免税売上1,000万円の場合には
2,100万×100/105=2,000万
2,000万+1,000万=3,000万
3,000万円が課税売上高になるってことですね。
【先生】
そうです。免税売上高はプラスしてあげる必要があります。
【生徒】
そういえば返品とか値引とかあった場合はどうなるんですか?
【先生】
売上戻りや値引、割戻しなどの売上にかかる対価の返還等があった場合には、
その金額を控除します。
これは課税売上・免税売上だけでなく非課税売上についても同様です。
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