【先生】
先週はなぜ今頃?という台風もきましたが、大した被害も無くて一安心
でした。
【生徒】
どうせなら確変フィーバーって感じで荒れに荒れてくれたら・・・
【先生】
電車が止まって休めたのに、ってことでしょ。
【生徒】
きっと気象庁の陰謀だ。間違いない。
【先生】
気象庁が自由に天気変えられたら、苦情が殺到することもないでしょう
にねぇ・・・
さて前回はちょっと難しいお話をしましたが覚えていますか?
【生徒】
外国貨物ですね。外国貨物は譲渡も貸付も免税になるって。
【先生】
そうです。但し日本に着いて輸入許可を受ける前の貨物は外国貨物
ですが、日本に着く前の貨物はどうなるのか、というお話もしました。
【生徒】
えーと、船荷証券だったかな?
【先生】
そうですね。船荷証券というのは、船で運んでる貨物を引き取ることが
できる権利を表す証券です。これを持ってると貨物自体をもってることと
同じことになります。
この船荷証券を譲渡すれば貨物自体を譲渡することと同じことになる
ので、まだ貨物が遠い異国の海の上なんて場合にどうするのかが問題
でした。
その場合は、貨物の荷揚げ地が日本であれば、外国貨物と同様に扱う
ということです。
【生徒】
日本に着く品物なら免税取引でOKってことですね。
【先生】
そうです。売ったほうも買ったほうも免税です。
それでは今回のお話ですが、今回は国内及び国内以外の地域にわた
って行われる旅客若しくは貨物の輸送又は通信です。
【生徒】
もしかして海外旅行、国際輸送、国際電話ですか?
【先生】
簡単に言うとそうです。これらは全て免税取引となります。
但し国際輸送ですが、これは品物そのものではなく輸送サービスを行う
業者に対する対価のことですので、混同しないように注意して下さい。
【生徒】
FE○EXとかにはらう運賃が免税ってことか。
【先生】
これらと同様に、国内及び国内以外の地域にわたって行われる郵便も
免税取引となります。
【生徒】
国際郵便ですね。エアメールとか。
【先生】
EMSなどもよく使われますね。
最近は個人輸入も増えてますし、ネットで海外とのやり取りが簡単に
できるようになりましたからね。これからはもっと身近になるでしょう。
【生徒】
海外からアヤシイ電話代請求されないようにして下さいね。
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