お店での調査のつづきです。
●税務署
「お店ではウイスキーのボトルキープはされていますか?」
▲納税者
「ええ、当然やっていますよ」
●税務署
「ボトルキープはどのように管理していますか?」
▲納税者
「この帳面で管理しています」
●税務署
「あ~ なるほど」
「この帳面のコピーをもらってもよろしいですか?」
▲納税者
「ええ どうぞ」
調査官は、このボトルキープ帳とレジの売上記録とを照合するのでしょう。
ボトルが入った日に、ボトルの売上が計上されているかを確認するのです。
とにかく税務署は現金商売の場合、売上代金をごまかしている前提で調査を進めます。
●税務署
「では、これでお店の確認は終わらせてもらいます」
▲納税者
「はい、はい」
●税務署
「帳簿調査の日程を決めさせてもらいたいのですが、ご都合はいかがですか?」
▲納税者
「え~ まだ調査するんですか?」
●税務署
「これからが本番です」
▲納税者
「もう 頭にきちゃう」
■会計事務所
「仕方ないです」
「もう少しの我慢です」
▲納税者
「来週の水曜以外でしたらいつでもどうぞ!」
ということで、来週の木曜日に帳簿調査が行われることになりました。
つづく
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