納税者の事務所での実地調査が終わり、その後調査官から会計事務所に電話がありました。
●税務署
「自宅事務所の件ですが、一度実際にどのように自宅を事務所として使っているのかを見に行きたいのですが?」
■会計事務所
「え~社長の自宅を見に行くということですか?」
●税務署
「そのとおりです」
■会計事務所
「わざわざ?」
●税務署
「そうです」
■会計事務所
「・・・・」
●税務署
「納税者にその旨伝えて、日程を調整していただけますか?」
■会計事務所
「はい、 分かりました」
さっそく納税者に連絡します。
■会計事務所
「税務署が社長の自宅を実際に見に行きたいと言っているんだけど・・・」
▲納税者
「え~自宅を・・・」
■会計事務所
「こんなケースは私も初めてですね・・・」
▲納税者
「ん~」
「どうしましょう?」
■会計事務所
「自宅を会社の事務所として使っている以上、調査対象であることは間違いないですからね・・・」
「拒否するわけにはいかないですよ・・・」
▲納税者
「分かりました」
「別に見られて困るわけでもないですから、いいですよ」
■会計事務所
「来週の月曜日はどうですか?」
▲納税者
「OKです」
■会計事務所
「では、それで税務署に連絡しておきます」
▲納税者
「お願いします」
つづく
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