工場で使う機械の製作をしているお客様の会社に、税務調査に入りたい旨の連絡が税務署より当事務所にありました。
さっそく日程を調節するために、納税者の会社に連絡を取ります。
▲納税者
「税務調査ですか?」
■会計事務所
「そうなんです」
「税務署は2日間調査をお願いしたいと言っています」
▲納税者
「は~2日間も・・・」
■会計事務所
「そうです」
「だいたい税務調査は、法人の場合は2日ですね」
▲納税者
「でも、経理はアトラスさんの指導でチャンとやっているから、何も問題ないと思いますが」
■会計事務所
「そうですね」
「別に心配するようなことも思い当たらないですね」
▲納税者
「では、日程は再来週の月曜と火曜日でお願いできますか?」
■会計事務所
「わかりました」
さっそく税務署にも連絡をしておきます。
「税野さんですか?」
「再来週の月曜と火曜で調査の方をお願いしたいのですが」
●税務署
「了解いたしました」
「宜しくお願いいたします」
調査当日です。
電話したときの印象どおり、まだ若い青年です。
まず、雑談からはじめます。
■会計事務所
「いや~暑いですね 今年の夏は」
●税務署
「そうですね」
あまり、話に乗ってきません。
すごく真面目な人です。
■会計事務所
「税野さんは失礼ですがおいくつですか?」
●税務署
「今年で32です」
■会計事務所
「ご結婚はされているのですか?」
●税務署
「いえ・・・していました・・・」
■会計事務所
「していた?」
●税務署
「はい」
■会計事務所
「ん・・・・・」
気まずい雰囲気になってしまいました。
調子に乗って余計なことを言わなければよかったです・・・
To be continued
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