決算だけ事務所で関与しているお客様から連絡がありました。
▲納税者
「もしもし先生ですか?たった今、税務署から電話がありまして、×月×日に税務調査をしたいとの連絡がありました。」
■会計事務所
「そうですか。調査に立ち会いましょうか?」
▲納税者
「ぜひともお願いします」
■会計事務所
「わかりました。当日の10時前にはお伺いいたします。」
▲納税者
「え・・。その前に来てくれないのですか・・?」
■会計事務所
「調査当日だけではダメですか?」
「なんか事前に打ち合わせることでもあるのですか?」
▲納税者
「ちょっと困ったことがあって・・・」
■会計事務所
「分かりました。では、明日お伺いいたします。」
通常のお客様とは顧問契約をして毎月関与していることから、特に税務調査といって事前に打ち合わせるなどということはあまりありません。
この納税者の方とは、決算だけ関与しているため会社の内容について十分把握しているとは言えません。
しかし、声の調子からして、税務調査に当たって何かまずいことでも抱えているようです。
それも今回の税務調査が会社始まって以来初の調査です。
翌日、納税者の会社に向かいます。
■会計事務所
「こんにちは、ご無沙汰しています」
▲納税者
「あ、先生、すみません。お忙しいところ。」
「じつは・・・」
To be continued
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