【先生】
小学1年生は「八つ」が読めず「一つ」が書けないとのことですが。
【生徒】
3年前の調査結果が今頃出てきたんですよね。もっと昔の正答率が
どのくらいかわからないと、良くなってるのか悪くなってるのか判断でき
ないです。
【先生】
小5の「支持」は7%で、小6の「従来」は16%の正答率だそうです。
【生徒】
それは低い・・・というか、支持とか従来を何年生で習ったか覚えて
いないからなぁ・・・
大人でもパソコンとか携帯の自動変換ばかりで、書けない人は多い
気がする。
【先生】
最近は学力が中学生レベルの人が半数もいる大学もあるくらいです
からね。何が悪かったのでしょうか。
さて、引き続き届出のお話です。
今回は前回よりさらにマイナーな届出です。
【生徒】
前回に輪を掛けてマイナーですか・・・なんかかわいそう。
【先生】
まずは「消費税納税管理人届出書」です。
これは最初に納税管理人についてお話しする必要があります。
ごく簡単に説明すると、日本にいない人や法人が日本で税金を納め
る必要がある場合に、その申告や納税を本人に代わり行う人のこと
です。
【生徒】
代理人みたいなものですね。
【先生】
そうです。
納税管理人はもちろん消費税に限った話ではありません。この規定
自体は消費税法ではなく、国税通則法という法律で定められています。
「消費税納税管理人届出書」は、国内に住所・居所を有しない若しく
は有しないこととなる個人事業者、又は国内に本店・主たる事務所を
有せずかつ営業所や事業所等も有しない若しくは有しないこととなる
法人で、消費税の課税事業者である者が、その納税管理人を選任し
た場合に提出する届出書です。
【生徒】
一旦選任した納税管理人を代えたい場合はどうするんですか?
【先生】
まずは「消費税納税管理人解任届出書」を提出します。これは文字
通り納税管理人を解任した場合の届出です。
そして、新たな管理人について上記の納税管理人届出書を提出する
ことになります。
【生徒】
納税管理人ってどんな人が選任されるのかな?
【先生】
税金ですのでやはり税理士が多いとは思いますが、必ず税理士で
ある必要はありません。特に個人事業者であれば親族に頼むことも
あるでしょう。
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