税務署が前回の調査で確認した4年前の給与台帳を見せろと言っています。
納税者に話を聞くと、チョッと見せると問題がありそうです。
税務署から催促の電話がありました。
●税務署
「この前お願いした給与台帳の件ですが、会社に聞いていただけましたか?」
■会計事務所
「ええ一応聞きましたが、4年前ですと前回の税務調査で対象となった年度ですよね?」
●税務署
「確かにそうですが、確認のため提出をお願いしたいのですが」
■会計事務所
「いや、前回の調査で確認されているはずですから、もう勘弁してください」
●税務署
「前回の調査対象期間の資料だからといって、もう2度と税務署が確認しないということはありませんよ!」
■会計事務所
「そういう考えもあるかもしれませんが、私はそのように考えていませんし、納税者もそれでは納得しないと思いますよ」
●税務署
「そこを先生の方から説得してください」
■会計事務所
「だめです」
「私は、納税者の代理人ですから、税務署に協力するようなことはできません」
●税務署
「・・・」
■会計事務所
「では、そういうことでよろしいですかね?」
●税務署
「仕方ないですね・・・」
ということで、調査は終了です。
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