税務署から調査の連絡がありました。
建設業のお客様で、3年前から顧問をしています。
設立して20年くらい経過していて、税務調査も過去数回受けている法人です。
きちんとした経理をしているので心配はありません。
調査当日です。
●税務署
「お忙しいところ申し訳ございません」
「なるべくスピーディに調査をいたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします」
40台半ばの男性2人の調査官です。
まずはお茶を飲みながら世間話からです。
■会計事務所
「ご出身はどちらですか?」
●税務署
「福岡です」
■会計事務所
「ホークス ファンですか?」
●税務署
「もちろんです」
話に乗ってきましたので、1時間ほど雑談で、その後に会社の概要を聞いてお昼です。
午後から帳簿調査に入ります。
●税務署
「売上請求書の控を見せてください」
▲納税者
「いつの分ですか」
●税務署
「直近の決算前半年と、決算後3か月分見せてください」
売上の期ズレがないかどうかを調べるためです。
●税務署
「前年の年末調整の資料を見せてください」
「一人別徴収簿も一緒にお願いします」
●税務署
「契約書の綴りを見せてください」
ごく一般的な調査手順で調査が進みましたが、今のところ何も問題点はありません。
つづく
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