納税者が「これは生活用に使った支払いであろう」とピックアップした資料ができましたので、税務署に連絡します。
●税務署
「はい、○○です」
■会計事務所
「納税者がピックアップしたご依頼の一覧表ができましたので、FAXいたします」
●税務署
「分かりました。お送りください。」
一覧表を税務署にFAXします。
内容を確認したのでしょう、15分くらいしたら税務署から連絡が入りました。
■会計事務所
「内容を確認していただきましたか?」
●税務署
「ん~」
「もっと本当はあるんじゃないですか、生活用に使ったものが?」
■会計事務所
「いいえ、納税者はこれしかないということでピックアップしたものですが・・」
●税務署
「4月5日の熱海への旅行、7月23日の飲食は日曜日の昼間の領収書ですけど、これは家族で食事したものではないのですか?」
■会計事務所
「それって調査官があらかじめピックアップされていたんですか?」
●税務署
「ええ」
なんてことをする調査官でしょう。
自分ですでに調べたことを会計事務所に知らさないで、同じ作業を会計事務所と納税者にやらせるのでしょうか。
その上、その結果をみて「他にまだあるはずだ」とは・・・
会計事務所と納税者が調査官にもてあそばれた形です。
これはないです。
こちらも我慢の限界がきました。
■会計事務所事務所
「ええ ではないでしょう」
「すでにそちらでピックアップしているのなら、なぜはじめにそれを提示しないのですか?」
「こんなやり方をしてあなたは何を考えているのですか」
「ふざけるのもいい加減にしてください」
「私は、もう知りません。勝手にやってください。」
と言って、電話を切りました。
すぐ後にその調査官から再度電話がありましたが、もう電話には出ません。
納税者にも、いきさつを話しました。
納税者もご立腹です。
To be continued
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