再調査も終わり、後は税務署からの連絡を待つだけです。
そして、税務署から連絡がありました。
●税務署
「結論から申し上げます。仕掛工事の件と出張手当の件だけを修正申告してください」
「修正の内容は今FAXいたします」
■会計事務所
「わかりました。検討してみます。」
間もなくしてFAXが流れてきました。内容を確認します。
仕掛工事の件については、社長も納得した事項で仕方ありません。
しかし、日当については納得できない点がありました。
日当に関する税務署の修正内容は、代表者とその妻で金額に違いがありました。
つまり、代表者の妻の日当の方が代表者より少ないのです。
そして、税務署より再度電話がありました。
●税務署
「FAXの内容で修正して頂けますでしょうか?」
■会計事務所
「いや、チョッと納得できない点があります」
「なぜ、出張手当の金額が代表者とその妻で違いがあるのですか?}
●税務署
「違いですか・・・ チョッと分からないです・・・」
■会計事務所
「そしたら、統括官を出していただけますか?」
税務署での暴力団みたいな態度に頭にきてましたので、統括官に代わってもらいました。
●税務署(統括)
「出張手当が何ですか?」
相変わらず、乱暴な口のきき方です。
■会計事務所
「出張手当が何で代表者とその妻で差があるのですか?」
●税務署(統括)
「貢献度が違うからではないですか?」
■会計事務所
「出張手当に貢献度も何もないのではないですか、ふたり、二人三脚で働いているのですから」
「まさか代表者が男で、その妻が女であるから差をつけたという訳ではないですよね?」
「それでは男女差別になるのではないですか?」と嫌みたっぷりに言ってやりました。
●税務署(統括)
「もう、勝手にやってよ」
また、乱暴に言い放ちます。
■会計事務所
「では代表者と同額の出張手当で修正申告させていただきます」
●税務署(統括)
また「勝手にやってよ」と言って電話を切りました。
これで、一件落着です。
「やれ、やれ」です。いろんな統括官がいるのもです。
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