月刊プレジデント誌に外国銀行であるシティバンクの記事が載っていましたので紹介します。
金融自由化を目前にし、我々も身近に外銀を利用する機会が増えることは間違いありません。そのサービスをのぞいてみましょう。
預金通帳はなく、毎月取引明細書が送られてくる。
世界46カ国から、1に24時間、1年365日、電話料無料で銀行取引ができる。
円普通預金口座より、現地通貨に代えて引き出すことができる。
口座を持っている人は、トラベラーズチェックの発行手数料と為替取扱手数料は無料。
期間を限定するが、極端に安い変動金利の住宅ローンを借りることができる。
変動金利1年型で年0.95%(11月29日まで)。
説明はマニュアル的で愛想がない、後々の客とのトラブルを避けるため、どの商品がいいとは勧めず、あくまで客に自己判断してもらうスタンス。景品もない。
外貨定期預金口座の開設も自宅でプッシュホンの操作でできてしまい、その間4~5分と、邦銀の80分よりスピーディー。しかし、金利は邦銀の方が高い場合がある。
「長い付き合いだから」、「よく来てくれるから」とかの理由で銀行と付き合っているケースが多いですが、義理人情景品につられて大切な財産を無くしては元も子もありません。
今、日本で一番安全な銀行は外銀かもしれません??邦銀が貸し渋りだの、ビッグバンに備えて自己資本比率を高めるのだのと、まごまごしているうちに外国の銀行が攻めてくることでしょう。
海外送金取引のある会社、忙しくて銀行に行けない人、取引銀行以外の銀行で引出が多くその都度100円の手数料を取られている人、海外によく行く人などは、外銀の利用も一考です。
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