代表的な生命保険の種類は次の三つです。
いわゆる掛け捨て保険です。一定の期間内に死亡したときに、保険金が支払われます。少額の保険料で大きな保障が得られるのが特徴です。
死亡したときも、満期を迎えたときも、どちらの場合でも同じ保険金が支払われる保険です。
保険料は比較的高額になりますが、万一の保障のほかに貯蓄としての機能を持ちます。
一生涯において保障されるもので、満期はありません。したがって死亡保険金のみ支払われます。保険料は生涯の保障分としての前払分が含まれていますので、中途解約した場合に、解約返戻金が支払われます。
実際の保険商品では、上記のものを組み合わせた、定期付養老保険や定期付終身保険があります。これは、養老保険あるいは終身保険をベースに、働きざかりなどの保証の必要性の高い時期に大きな保障を定期保険で確保したものです。
保険金を受け取った場合は、所得税、相続税、贈与税などの税金が課税されます。
この場合、保険契約の契約者、被保険者、保険金受取人が、それぞれ誰であるかにより、どの税金がかかってくるかが決まります。保険の契約をする際には、よく注意しましょう。
被保険者が誰であっても、契約者自身が保険金受取人であれば所得税(一時所得)が課税され、契約者以外の者が保険金受取人であれば、契約者から受取人への贈与として贈与税が課税されます。
カール・P・ワージーという人の書いた「奇跡の仕事術」で述べられているポイントです。
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